投稿者 alldays-vacation | 2022年10月11日

別れの朝は秋晴れ

今日は完全に私事の日記になります。
興味の無い方は読むのをやめてください。

今朝、7時過ぎ、愛猫が亡くなりました。
14歳と6ヶ月でした。

彼女がうちに来たのは2008年の6月。
先代の猫を2月に亡くし、
5月のサンディエゴの旅行から帰ってきて、
写真が載ってる里親募集のサイトから見つけました。

ヒロイチと初めて一緒に行ったLSでした。

里親募集のサイトから連絡したところ、

「来ていただいてもその日は連れて帰れません」
「どういう方かお会いした上で、後日連絡します」

そう言われていたので、
面接を受けるような気持ちで東大阪の保護猫活動をされているYさんのの家へ向かいました。

でも彼女(猫)はとても人懐っこくて、
最初は隠れていましたが、私が指先をチョロチョロと動かして誘うと、
すぐに、物陰から半身だけ出して、興味津々になりました。

そういえばこのくせは、大きくなってもそのままでしたw

しばらくして私たちとじゃれだした彼女を見て、Yさんは、

「実は先日、先にひとり見に来られているんですが、その方はお断りします」
「今日、連れて帰っていただいて大丈夫です」
と言ってもらえて驚きました。

まるで私たちと会ったことがあるような・・・

それをもっと感じたのは家に連れて帰った時でした。

うちにはでっかくて平べったいソファがあるんですが、
先代の猫がよく遊んでいました。

そのソファを見た瞬間、喜び勇んでカゴから飛び出し、
すぐにソファの上ででんぐり返りをしてみせたんです。

私たちは先代の猫を亡くしてから、
冗談半分本気半分で、
「49日過ぎたら生まれ変わって、またうちに来てくれへんかな」
などと言ってたので、
思わず目を見合わせたのを覚えています。

うちに来たのは生後約2ヶ月でした。

小さい時はほとんどの子がそうであるように、
おてんばで、あちこち上ったりもぐったり。
指先を脱臼骨折して、9日ほど入院したことがありました。

大人になってくると、
馴染みの人が来ていると挨拶しに出てくるようになりました。

まず、玄関の靴で来ている人の確認をします。
その後、少しづづ近寄ってきて、
指を一本出すと、そこに鼻先をチュッとするのが彼女のいつもの挨拶でした。

とってもシャワーが好きで、夏場は週に1度はしないと不機嫌になりました。
バスルーム浄水器は生まれた時からなんですが、
ドライヤーが苦手だったのが、AWのドライヤーになってから平気になりました。

高級グラスから水を飲むのが好きでした。
もちろんeSpring浄水です。

カーテンレールの上を歩いていた小さい頃。
カバンや袋に入りたがるクセもその頃からでした。

旅行に出かけて帰ると、ずっとくっついていた寂しがり屋さん。
なぜかゴミの収集日を覚えていて、朝に起こして教える賢い子。
呼んだら、気分によって声音を変える伝達能力。

覆面遊びも大好きでしたw

顔周りの立派な毛と、多くの人が驚いたフサフサのアライグマのようなしっぽ。
大きな目、柔らかなお腹、とても繊細なコットンのような毛並み。
その毛並みで足に体を擦り寄せられると、いつも喜びが込み上げました。

かなりの頻度で、出かける時はお見送り、帰ってきたらお出迎えをしてくれました。

思い出を書き出すとキリがありません・・・

3週間ほど集中治療室に入院してましたが、
最後はうちでという思いもあり、退院してきて3日目でした。

昨日は私が1日仕事で外に出ていたので、
まるで帰ってきて少しの時間を持てることを待ってくれていたかのようでした。
奥さんに抱かれ、私に撫でられて息を引き取りました。

今日はとても気持ちいい秋晴れの日です。

たぶん7.8年ぶりにミクシイを開き、
届くかどうかわかりませんがYさんにご報告しました。

彼女がうちに来て、私たちの家族になってくれたこと。
うちの看板娘になってくれたこと。
たくさんの楽しい思い出を作ってくれたこと。
一生忘れません。
本当にありがとう☆

生まれ変わってまた会えたら嬉しすぎます。

そして生前、彼女を可愛がってくれたたくさんの仲間に感謝します。

長文と写真いっぱいの日記を最後まで読んでくれた方もありがとうございます。

P.S.
ここ数日は他にもたくさんの出来事とたくさんの感動がありました。
次回にまとめて報告します。


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